ユニットバスのメーカーごとの特徴とは? 人気7社の魅力や比較ポイントを解説

ユニットバス

 

新型コロナウィルスが流行してからは、「おうち時間」を充実させる方が増え、お風呂も単なる入浴場所ではなく、リラックスタイムを過ごす場所と考えられるようになってきています。こうした流れの中、現状のユニットバスの交換や、在来浴室からユニットバスへのリフォームを検討している方も多いでしょう。

ユニットバスを販売しているメーカーはとても多く、どのメーカーのユニットバスを購入するべきか悩んでいる方もまた多いはずです。そこで今回は、ユニットバス人気メーカー7社の特徴をご紹介。メーカー同士を比較するときのポイントも解説します。

 

ユニットバス人気メーカー7社の特徴

ユニットバス

 

まずはユニットバスを販売している人気メーカー7社の特徴を簡単にご紹介します。

 

【ユニットバス人気メーカー7社の比較表】

メーカー 特徴 主な製品
TOTO ユニットバスシェアNo.1で美観を保ちやすい サザナ
LIXIL 高級感があり照明を使った演出ができる製品もある スパージュ
タカラスタンダード 傷や汚れに強いホーローを使用している プレデンシア
パナソニック ビームシャワーをはじめとする独自の機能が豊富 Lクラス
クリナップ 上質でナチュラルな高いデザイン性が魅力 セレヴィア
トクラス ヤマハの技術を活用した浴室音響が搭載されている ユーノ
ハウステック コストパフォーマンスの高さに定評がある ルクレ

 

ここからは、上記7社の特徴について、さらに深堀りしながら解説していきましょう。

 

TOTO

TOTOはユニットバスもシェアNo.1を誇る実績あるメーカーです。掃除がしやすく、美観を保ちやすい機能が充実していて、なおかつそれらの多くは標準搭載されています。TOTO独自の、浴室の床を自動的に洗う「床ワイパー洗浄」機能も人気の理由のひとつです。

 

事例1

事例2

アーバンリフォーム

 

アーバンリフォームのリフォーム例です。昔ながらのステンレスの浴槽を、TOTO「サザナ1216S」に交換しました。

 

LIXIL

LIXILは内装や浴槽、照明の高級感に定評があるメーカーです。ジェットバスや肩湯といったリラックス機能が充実しており、お風呂に浸かる時間が長い方に適しているといえるでしょう。お手入れのしやすさにも定評があります。

 

事例3

事例4

アーバンリフォーム

 

アーバンリフォームのリフォーム例です。ユニットバスをLIXIL「スパージュ」に交換しました。漆黒で高級感のある浴槽に合わせて、床材や壁も黒に統一し、高級旅館のような雰囲気に仕上げました。

 

タカラスタンダード

タカラスタンダードの特徴は、ユニットバスに高品位ホーローを用いていることです。ホーローは、ユニットバスでは一般的なFRPの浴槽と比較して、「汚れにくい」「掃除がしやすい」「耐久性が高い」という3点が人気の理由です。光沢感のある浴槽を好む方には、とくにおすすめします。

 

事例5

事例6

アーバンリフォーム

 

アーバンリフォームのリフォーム例です。タカラスタンダード「エメロードフリーバス」に交換し、大きな浴槽へと生まれ変わりました。

 

パナソニック

パナソニックでは、美容効果に力を入れたユニットバスを販売しています。お湯を炭酸泉に変えたり、シャワーの水流をマイクロバブルにできたりといった、独自性の高い機能が人気です。照明器具に強いメーカーという特徴を活かし、美しい浴室照明も取り入れています。

 

クリナップ

クリナップでは保温性能が高いユニットバスを販売しています。高断熱性や、浴室内と床を温める機能などが備わっており、ヒートショックを心配する高齢者の方にもおすすめです。2024年2月にラインナップが一新され、上質感のあるデザインに注目が集まっています。

 

トクラス

トクラスは楽器・音響メーカーであるヤマハのグループ企業で、浴室音響にこだわりを持つメーカーです。人造大理石を使った肌触りの良い浴槽も特徴的で、お風呂にゆっくり浸かりながら音楽や映画を楽しみたい方に向いています。

 

ハウステック

ハウステックはコストパフォーマンスの高さに定評のあるメーカーです。ハウステックの製品は、とくに目立つ独自機能はありませんが、お風呂に対する一般的なニーズはすべて満たしています。リフォーム費用の安さを重視したい方には最適なメーカーといえます。

 

ユニットバスのメーカーを比較するときのポイント

ポイント

 

ユニットバスのメーカーを比較するときは、以下の6つのポイントに注目しましょう。

 

<ユニットバスのメーカーを比較するときのポイント>

  • 対応範囲
  • 取り扱っているサイズ
  • 機能
  • 掃除のしやすさ
  • バリアフリー性
  • 保証内容

 

対応範囲

ユニットバスの種類は「戸建て用」と「マンション用」に分かれます。大手メーカーの場合、戸建て用のブランドとマンション用のブランドに分けて販売することも多く、マンション用を扱っていない会社もあります。検討をはじめる前に、まず目当てのメーカーにおける工事の対応範囲を確認しましょう。

 

取り扱っているサイズ

ユニットバスには規格があり、サイズが明確に決まっています。浴室の広さに合ったサイズのユニットバスを選ぶ必要があるため、まずは、自宅の浴室のサイズを扱っているメーカーかどうかを確認してから検討に入りましょう。

 

機能

メーカーごとの特徴でも触れたとおり、メーカーや製品によって備えている機能が異なります。「お手入れが簡単なものが良い」「デザイン性を重視したい」など、ユニットバスに対して何を望むのかを整理しておくと、自分や家族に合ったユニットバスを見つけやすいでしょう。

 

掃除のしやすさ

お風呂は毎日のように使う場所のため、湿気がこもりがちで劣化もしやすいです。定期的なお手入れが不可欠なため、掃除のしやすさにも注目しましょう。防汚性が高い素材を使っている製品や、凹凸や角が少なく汚れが溜まりにくいデザインのユニットバスなどは、掃除のしやすさの面でおすすめです。

 

バリアフリー性

高齢者と同居する場合はバリアフリー性にも注目しましょう。段差がないか、手すりが含まれるか、床がすべりにくくないかなどがチェックポイントです。ドアや蛇口が使いやすいように設計されているかどうかにも注目しましょう。

 

保証内容

メーカーによって保証内容や保証期間が異なります。必要な保証が備わっているかどうかを確認したうえで、不具合が発生した場合にすぐ修理してくれるのかなど、メーカーごとの評判もチェックしておくと、万一の際も安心です。

 

まとめ

ユニットバスの主要メーカーにはTOTO、LIXIL、パナソニックなどがあり、それぞれに異なる特徴を持っています。複数のメーカーのユニットバスを取り扱うリフォーム会社に相談して、ご自身に合ったユニットバスを見つけましょう。

アーバンリフォームは、ユニットバスの交換や導入といった実績が豊富なリフォーム会社です。シェアNo.1のTOTOをはじめ、多くのメーカーのさまざまなブランドを取り扱っています。ユニットバスに関連するリフォームをご希望の場合は、ぜひ当社にお問い合わせください。

 

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