水回りの中でも、特に汚れが目立ちやすいのはトイレです。清潔な状態にするため、町田市周辺にお住まいの方の中にも、今まさにトイレのリフォームを検討しているという方は多いかもしれません。
しかし、いざリフォームを検討すると「どのタイミングで依頼するのがベスト?」「予算はどれくらい必要なの?」といった疑問が生じがちです。この記事では、それらの疑問にお答えし、リフォームと便器交換のどちらが適しているのかについても解説します。
トイレのリフォームに適した4つのタイミング
陶器製の便器は、正しい使い方を守ると100年は使い続けられるといわれています。しかし、その他の機能は経年劣化による寿命が短く、定期的に交換やリフォームを検討しなければなりません。トイレのリフォームに適したタイミングは、以下の4つです。
<トイレのリフォームに適した4つのタイミング>
- 便器が壊れた・耐用年数を超過した
- 便器の機能が故障した
- バリアフリー化が必要になった
- その他の水回りを工事することになった
なぜこのようなタイミングでリフォームを検討すべきなのか、順番に詳しく解説します。
1.便器が壊れた・耐用年数を超過した
便器は目安として、以下の年数で寿命を迎えます。
【便器の寿命の目安】
部品 | 寿命 |
---|---|
タンク、関連部品、ウォシュレット | 7年~10年 |
配管、パッキン | 20年程度 |
また、便器の製造終了から10年以内には、メンテナンス用パーツの生産も終了する可能性が高いです。パーツがなくなると修理ができなくなるため、便器全体の交換が必要になります。
2.便器の機能が故障した
便器の部品や機能が故障した場合も、リフォームを検討しましょう。以下のようなトラブルが生じた場合は、特に素早いリフォームが必要です。
<リフォームが必要な便器の故障例>
- 水が流れにくい、詰まりやすい
- 水漏れが発生している
- 手洗い器の水が止まらなくなった
- 便器にひび割れがある
3.バリアフリー化が必要になった
家族の介護が必要になった場合など、住宅のリフォームを行う際は、トイレのリフォームも同時に行うことをおすすめします。段差の解消や手すりの設置、開きやすいドアへの交換などのリフォームを通して、要介護者にとってより使いやすいトイレに改善できます。
4.その他の水回りを工事することになった
お風呂やキッチン、洗面所といったその他の箇所の水回りを工事する際も、トイレのリフォームを依頼するのに適したタイミングです。水回りの工事を一括で行うことにより、繰り返し工事を行う場合と比較して手間を省けることに加え、費用も抑えやすくなります。
トイレはリフォームと交換のどちらを選ぶべき?
トイレの改善を行う場合の選択肢は、リフォームと便器交換のいずれかです。それぞれに適した状態を確認してみましょう。
【状況別に見て最適な工事内容】
リフォームをおすすめできる例 | ・トイレの内装そのものを変更した場合 ・手洗い場などを設置したい場合 ・ドアなどを交換したい場合 ・その他の水回りをリフォームする場合 |
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便器交換をおすすめできる例 | ・築10年以内など住宅が比較的新しい場合 ・便器以外に故障や不満がない場合 |
工事内容に悩んだ場合は、まずは専門家に相談をして状況を確認しましょう。
トイレが寿命を迎える前にリフォームを行う3つのメリット
トイレが故障してからリフォームを検討・依頼する方が多いですが、もっともおすすめできるリフォームのタイミングはトイレが寿命を迎える前です。このタイミングでリフォームを行うメリットを3つご紹介します。
<トイレが寿命を迎える前にリフォームを行う3つのメリット>
- 掃除の手間を減らしやすくなる
- 最新機器への交換で水道代や電気代を節約できる
- 便利な機能を利用できる
- それぞれのポイントを詳しく解説します。
1.掃除の手間を減らしやすくなる
便器が古くなって劣化すると、コーティングの剥がれなどにより、便器に汚れや臭いが付着しやすくなります。新しい便器に交換すると、コーティングなどの機能を回復できるほか、自動洗浄機能などの最新機能も利用でき、掃除の手間を減らしやすいことがメリットです。
2.最新機器への交換で水道代や電気代を節約できる
便器の品質は年々向上しており、節水機能や節電機能なども進歩しています。最新機器に交換すると水道代や電気代の節約につながるため、中長期的に見れば、リフォームの時期を早めれば早めるほどコストを抑えやすいのです。
3.便利な機能を利用できる
最新の便器には、以下のような便利な機能が付帯しています。
<便器の主な機能>
- ふたの自動開閉、リモコン操作
- ノズルなどの洗浄機能
- 節水や節電などのエコ機能
- 脱臭機能 など
便器交換を伴うトイレのリフォームにより、今まで以上に便利な機能を利用できるでしょう。
トイレのリフォームの方法と費用相場
最後に、トイレのリフォーム方法や、工事内容に応じた費用相場の目安をご紹介します。
<トイレのリフォームの方法と費用相場>
- 便器交換
- 天井・壁・床の貼替え
- その他の設備の設置
- ドアの交換
上記の4点を詳しく見ていきましょう。
便器交換
古い便器を新しい便器に交換する工事です。費用は、便器のメーカーや機能によって異なります。最小限の機能性を持つ便器なら、ウォシュレットを含め15万円前後で購入できます。上位機種の場合は、工事費用を含めて20万円~30万円ほどの工事費が必要です。
天井・壁・床の貼替え
トイレ内の天井、壁、床の貼替え工事を行うと、トイレ内の見た目を新築当時の状態に戻せます。また、水漏れなどによる被害を抑えやすいこともメリットです。工事費の目安は、便器交換費用に加えて3万円前後が目安となります。
その他の設備の設置
トイレ内に収納や手すり、タオル掛け、手洗いカウンターなどの設備を設置する工事です。費用は、工事内容によって異なります。一例として、手洗い付きカウンターを取り付けた場合、15万円~20万円ほどが目安です。
ドアの交換
音や臭いの漏れが少ない「開き戸」や、介護が必要な方が使いやすい「引き戸」にドアを交換する工事です。また、車椅子の人が利用しやすいように、ドア幅の変更もできます。工事費の目安は内容によって異なり、目安として5万円~20万円前後です。
まとめ
トイレのリフォームに適したタイミングは、トイレが壊れたとき、バリアフリー化が必要になったときなどです。また、キッチンやお風呂などの水回りをリフォームする場合は、このタイミングに合わせてトイレをリフォームすると、工期や費用を抑えやすくなります。
アーバンリフォームでは、便器交換を筆頭に、クロスの貼替えや設備の取替えといったリフォームを実施しています。お客様のご要望に応じた機能を備える便器のご提案もできるため、トイレに関するお悩みをお抱えの方は、ぜひお問い合わせ・ご相談ください。